2016年07月 の記事一覧

悩みの本質は本人しか分からず、またその答えも本人にしか

●悩みの本質とは、他人は理解することができない。
  また、その答えも本人しか分からない。
  しかし、悩んでいるとこは、考えが、堂々巡りになるので
 悩みを整理するカウンセラーが必要となる。

(ある方の悩み)

 ・大変ハンサムな方が、あごが醜く、それが憂鬱で外出できない、と悩んでいる。
 ・ところが、どう見てもハンサムに見える。 また、特別な嫌な出来事も経験もない。

 ・悩んでいる方のイメージは、他者のイメージとは全く異なる。

  従って、一般的な客観的な見方を伝えることは意味がない
 ・悩みは、その方の心のイメージそのものであり、 その心のイメージが重要な意味を持っている。


●その悩んでいる方へ、

 ・あなたは『誰が見てもハンサムよ』と説得したとする。
 ・当然相手は納得せずに、 『やっぱりか!』と思い、自分の悩みは理解できないことに
  愕然として、もう相談に来ないだろう。


●イメージとは、客観的事実よりも、その人の人的事実(心)からくる。
  ・だから、多くの方のイメージ(客観的事実)をいくら訴えて 説得しても意味がない。

 

●では、何が必要か?

 ・実際に、悩んでいる方のつらい気持ちを受け止め、

  その方自身の真の声に耳を傾ける(傾聴)が重要となる。


●ユングは、

 ・神経症は、次なる次元の成長の途中の不適合、
  あるいは、今しなければいけない何かから逃避による 不適合とみている。

 ・克服するためには、現在の課題を乗り越えて、それまでの生き方と異なる、
  新しい生き方が必要となる。


●ユングは、症状や問題の中に、

 ・悩んでいる方が、今どこに向かって進もうとしているかを
  みることが重要であると考えた。
  ・悩んでいる方の心の中に「醜い自分」というイメージがあり、
   そのイメージに強く動かされている。


●話は変わるが、

 ・心のイメージには「意識」と「無意識」がある。
 ・意識していることは言葉にできるが、自分も気づいていない無意識領域にあるものは、
  言語化は困難である

 ・絵や夢などのイメージ表現の中では、無意識領域にあるものが意図せず表現されることが多い。

 

●イメージには、

 ・その人の心を生き生きと私たちに訴える力を持っている。
 ・悩んでいる方の言葉を傾聴したり、
  寄り添うことで、
  真の悩みを整理しながら悩みを共有して、
  本人が持っている答えを導かす助けができる。

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